こた通信!

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こた通信!

安閑とした日々がご希望ですか

仕事ができない彼らを「クズ」扱いするということ。

 

こんにちは、こうたろーです。

 

普段仕事をしていると「役立たず」なスタッフがいるものです。

僕の勤務先の所属部署は40人くらいのチームで構成されているのですが、

ぶっちゃけ「へっぽこ」な人もいます。

 

周囲はイライラします。

「なんでこんなのも分からないんだ」

「なんで分からないまま放置していたんだ」

「なんで真面目にやらないんだ」

「なんで理解が低いのに空き時間にだらけているんだ」

「なんでそうやって空気が読めないんだ」

といった具合でしょうか。

 

 

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周囲は「自分の基準値」というものを持っていて、そこに合わせようとするわけです。

「仕事なんだから当たり前」だと思っているわけです。

ある意味、自分の型にはめたがるわけですね。

 

ちなみに僕は「まあまあ出来る」ってくらいです。

学生の頃、通知表の評定平均が「4.0」とか「3.8」とかだった気がしますが、今の職場においてもそれくらいです。

ずば抜けてできるわけではない。

でも、それくらいの位置が心地よいのです。

 

僕もその「へっぽこ」な彼らにイライラすることはあります。

出来ないからというわけではなく、学ぼうとしない姿勢であったり、礼節をわきまえない態度だったりするとイラッとしてしまいます。

そのほかのことは水に流せるんですけどね。

僕にも僕なりの基準値があるんでしょう。

 

 

 

しかし、基本的には彼ら「へっぽこ」軍団にも存在する意義はあると思っているんです。

というのも、漫画ドラゴン桜にこんな感じの話があったんですね。

 

「蜂は、100匹の働き蜂を集めても、やがて20匹しか働かず80匹は、なまける」

 

「パレートの法則」とか「80:20の法則」とか言うんですかね?

僕はこれを概ね信じています。

ただし「20:60:20の法則」くらいに考えていますけどね。

 

実に優秀なやつ 20

そこそこなやつ 60

へっぽこなやつ 20

 

こんな感じ。

要はどんな組織・集団でも必ず「へっぽこ」は生まれてしまうわけです。

それが自然の摂理。

それを、特に「実に優秀なやつ」が、自分の基準値にはめようとしてガミガミ言っても意味ないわけですよ。

「へっぽこ」が存在してくれているから、あなた方「優秀なやつら」も存在できるわけですし、僕ら「そこそこ」も存在できているんです。

そこで能力の高い、低いについて啀(いが)み合っても仕方ない。

「そういうもんだ」と割り切ることが大事なわけです。

 

 

 

「仕事なんだから」

「お客様からしたら全員がプロフェッショナルなんだから」

というご意見もありますでしょう。

そりゃごもっともです。

もちろん、何事にも得手不得手や適材適所ってものもあるので、「へっぽこ」の彼らが本当に実力を発揮できるのはどこか違うステージなのかもしれません。

むしろ、仕事が合ってないとさえ僕も思っています。

 

でもだからと言って、クビにすればいいとは考えないことです。

そりゃ余計な人件費は削ったほうがいいかもしれません。

早くその人が輝けるステージを見つけたほうが、その人自身も人生の時間を無駄にせずに済むのかもしれません。

けど、「うまくいかない」と思い悩む時間でさえもその人の大切な人生なのです。

そして企業側としても雇った責任があるわけです。

ちょっと不器用だからといって簡単に解雇はできないでしょう。

 

それと、その「クビにすればいい」という考え方は「排除」の考え方です。

学校で言えば「問題児は学校に来ないほうがいい」という考え方ではないでしょうか。

「クビにすればいい」と唱える人々は『GTO』を観て何を学んできたのか。

そうやって「クズ」扱いをされるのに異論を唱えていたんじゃないのか。

いざ実際に自分が「できる側」の立場になったら、「クズは排除」と言い出すのか。

『GTO』を観返して、もしくは漫画版を読み返して、藤沢とおる先生のメッセージをもう一度リマインドしてみてはいかがだろうか。

 

もちろん「学校」と「社会」は違うんだけどね。

 

 

 

ただ、その「パレートの法則」ってやつは世の真理でしょう。

「100:0」や「全員優秀」にはならないんです。

そこを踏まえた上で仕事仲間とどう付き合っていくのかというのが大事なんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

以上、31歳独身の派遣社員の僕より。

 

 

 

おわり。

 

 

 

働かないアリに意義がある (中経の文庫)

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