こた通信!

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読書感想文にも『砕け散るところを見せてあげる』竹宮ゆゆこ【ネタバレ有】

 

砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)

 

砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)

 

竹宮ゆゆこさんの作品だーーー!!

 

これは今後映画化したりアニメ化したりしそうな気がする(ただの勘)ので、レビューしとく!

 

おもしろかった!

 

★★★★★(星5つ)

 

 

もくじ

 

 

 

竹宮ゆゆこってどんな人?

 

おれも初めて読んだのでよく知らない!(え)

 

「とらドラ!」ってアニメの人らしい!(←友達からの口コミによると、このアニメは面白いらしい)

 

「ゴールデンタイム」ってのも有名なの?よく知らない!

 

 

 

 

なぜ読もうと思った?

 

とにもかくにも「ジュンク堂書店で平積みされて推されてたから」としか言いようがない!

 

その中でも、やっぱり表紙イラストね!

 

浅野いにおさん!!(「ソラニン」の作者)

 

きれいな表紙にノックアウトされ、今回もジャケ買いwww

 

表紙の女の子がかわいかった。

 

 

 

 

簡単なあらすじ

 

これは引用しちゃおう。

 

帯の表

高校三年の冬、俺は彼女に出会った。

恋愛。殺人。そして、あの日……。

小説の新たな煌めきを示す、記念碑的傑作。

 

 

裏表紙

死んだのは、二人。

その死は、何を残すのか。

大学受験を間近に控えた濱田清澄は、ある日、全校集会で一年生の女子生徒がいじめに遭っているのを目撃する。割って入る清澄。だが、彼を待っていたのは、助けたはずの後輩、蔵本玻璃からの「あああああああ!」という絶叫だった。その拒絶の意味とは何か。”死んだ二人”とは、誰か。やがて玻璃の素顔とともに、清澄は事件の本質を知る…。

 

 

ちなみに帯には市川紗梛さん(モデル)と伊坂幸太郎さんのコメントも載っています。

 

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ぼくは文系の学部を出てますが、そういう詳しいことは分かりません!w

 

けど、本当に「想像を絶する展開」でした!

 

 

 

あ。池袋の三省堂で他の方のコメントのあるパネルも見つけました!

 

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【追記】

池袋東武の旭屋書店さんにて!

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「本年度No.1の衝撃。」

 

 

 

 

 

 

ここから下は「ネタバレ」していきます!!

 

これから読もうとしてる人は逃げるか、

 

目をつむって一番下の「おわりに」までスクロールしてね!

 

頼んだよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんなところにこの作品の魅力を感じたか(ネタバレ有り)

 

まず主人公・濱田清澄!

 

彼の心の傷というか、過去の出来事にはものすごい共感を覚えた!

 

高校生活って、やっぱそうだよね!

 

スクールカーストっていうの?

 

「かっこいいグループ」に所属したいんだよね。

 

けど、相手にされていないことを知った時の虚無感ね。

 

「ああ、人種が違うんだなあ」なんて思うよ、おれだったら。

 

 

玻璃にやさしいし、尾崎や尾崎妹にやさしいとこも好感が持てる。

 

そりゃモテるわな。

 

信念がある子。

 

 

 

 

蔵本玻璃。

 

くらもとニードル(笑)。

 

玻璃は超絶かわいいよなあ!!!!

 

リアクションがさ、人と接することの不慣れな感じとかさ、超かわいい!!!!

 

いいなあ、清澄は!

 

いじめで助けたら実はすごいきれいな子だったんだもんなあ!(いじめに立ち向かえる心があることがまずかっこいい)

 

玻璃、かわいいよ!

 

 

 

尾崎妹もかわいいがな!(尾崎姉妹には、ぜったい幸せになってほしい。あと田丸も)

 

 

 

ストーリーとしては、もう前半と後半の空気感が全然違うね!

 

玻璃の身体のアザがいじめによるものじゃないと感づいてからの空気感、

 

玻璃のお父さんと対面してからの空気感。

 

前半はわりとポップで読みやすいし、読んでいて楽しい。

 

後半はとにかくページをめくりたくて仕方ない!

 

続きが知りたすぎて止まらなくなる!

 

 

ほんと、見事な作品だなと思います。(上からw)

 

 

 

 

考察(ネタバレ有り)

 

読了後の考察ポイントとして、他の人が取り上げているのは主に以下の2点。

 

  • 2つ目のUFOとは
  • タイトルの意味

 

ぼくなりの考えを書き留めておこうかと思います。

 

 

まず「2つ目のUFO」について。

 

これは言葉にするのが難しいが、「ヒーローになりきれなかったこと」かなと思っています。

 

「後悔」ともちょっと違う気がするんだよなあ…。

 

「ヒーローは負けたりしない、ぜったいに」とふたりで誓って、沼に向かっていくわけだが、

 

計画は狂い、玻璃のお父さんに襲われてしまう。

 

結果としては、玻璃がお父さんを殺すことになるが、清澄は玻璃と離れ離れになってしまう。

 

そして「玻璃」という名前も消えてしまう。

 

「ヒーロー(清澄)」としては玻璃のために戦ったが、守りきれなかったんじゃないかな。

 

また「ヒーロー(玻璃)」としても清澄のために戦ったが、守りきれなかった想いがあるんじゃないかなって思う。

 

それが後に

 

結婚する直前に、俺の新しいUFOを紹介した。彼女は「それ、私にも見えてますから」と声を潜めた。見えている面は違うだろう。でも多分、同じものを俺たちは空に浮かべたまま生きていた。

 

という言い方になったのかなって思います。

 

 

 

そして「タイトルの意味」。

 

「砕け散るところを見せてあげる」

 

なんだろうねー。

 

玻璃がお父さんを殴り殺す場面のことなのか、

 

清澄が命を犠牲にして人を助けることなのか。

 

思い返すと、いろんなものが「砕け散った」作品だと思う。

 

尾崎妹の恋心

ずっと続いていくかと思った田丸との関係性

玻璃のお父さん

清澄

 

もちろん、その中で特に大きいのは「玻璃のお父さん」と「清澄」なのだが。

 

ぼくはその両方ともがタイトルに含まれているんじゃないかなって思います。

 

どちらの場面もUFOが撃ち落とされたとこですしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわりに

 

ということで、ぼくなりの(浅い)考察と感想でした!

 

おもしろい小説って、読了後、また読み直したくなるよね!!

 

素敵な作品に出会えたな!って思います!

 

さっそく友達に貸しちゃいました!

 

 

 

小説っておもしろいなー!

 

 

 

今後も「ジャケ買い」も試しながら、良作を探してみようかと思います!w

 

 

 

 

 

 

 

おわり!

 

 

砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)

砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)