こた通信!

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アラサー男子の読書ブログ。

【感想】『氷菓』(米澤穂信、角川文庫)

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『氷菓』という小説(ライトノベル?)を読みました。

 

ライトノベルと言うには表紙も地味だし、挿絵もないので、個人的には「小説」だと思っていますが。

 

『インシテミル』なども書いていらっしゃる米澤穂信さんの作品ですね。 

 

いやー、久々の小説読破、楽しかったなあ!

 

そんなに厚くもないんだけどね!(200ページくらい)

 

今日は『氷菓』レビューだ!

 

★★★★☆(星4つ)

 

 

もくじ

 

 

 

 

①「氷菓」との出会い

 

出会いは御察しのとおり、アニメ版ですw

 

www.kyotoanimation.co.jp

 

それは2012年のことで、ほんとに最初はなにげなく観ただけだと思うんだけど、

 

「省エネ」の主人公・折木奉太郎や、

 

好奇心旺盛なお嬢様・千反田える、

 

毒舌の伊原摩耶花、

 

結論を出せないデータベースの福部里志。

 

いやー、心を奪われたね(≧∇≦)

 

ちなみに福部里志の担当声優さんは阪口大助さん!

 

「まもって!守護月天」ファンでもあるぼくですが、久々に阪口さんの優しい声に癒されてましたw

 

「シャオと太助の今夜も守護月天」(ラジオ)が好きで、中学生だったぼくは深夜まで起きていられずテープに録音して聴いていた思い出もあります。最高でした。

 

閑話休題。

 

 

 

アニメ「氷菓」は画も非常にきれいで、すばらしいの一言です。

 

f:id:kotaronobuta:20160611113605p:plain

http://www.kyotoanimation.co.jp/kotenbu/

 

制作は京都アニメーション(京アニ)ってとこがやってるんだけど、「けいおん!!」や「涼宮ハルヒの憂鬱」なんかも京アニが手がけているらしいです。

 

見たことないけど。

 

「氷菓」の作品自体はライトな青春ミステリーって感じかな。

 

ミステリーっていっても、特に殺人なんかが起きるわけでもなく、日常に起きる不思議な事件を解いていくような感じだ!

 

アニメ版はぜひその鮮やかな映像とともにお楽しみいただきたい。

 

 

 

②小説『氷菓』を完読しての感想

 

いやー、すばらしかったね。

 

堅苦しくなく読めるのも良い!

 

どんな作品なのか、先にAmazonにある紹介文を引用しよう。

 

氷菓 (角川文庫)

 

いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実──。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ、登場! <古典部>シリーズ第1弾!! 第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。

 

『氷菓』が<古典部>シリーズの1作目ということで、続きも読んでみたいなと考えているとこでございます。

 

米澤穂信さんの作品って、「後味が悪い」ような特徴があるのが多いらしいけど、

 

まぁ『氷菓』もそんな感じである。

 

 

 

著者があとがきで述べているが、

 

この小説は六割くらいは純然たる創作ですが、残りは史実に基づいています。新聞の地方版にも載らなかったささやかな事件が、この物語の底流にあります。

 

とのことだ。

 

なので4割くらいはベースがノンフィクション。

 

この本が発刊されたのが2001年で、その中で33年前の出来事を解いていくのだから…

 

1968年とかそのくらいの頃の背景も重なってくるってことか。

 

ぼくの好きな映画のひとつに「69 sixty nine」ってのがあるが(これも1969年の日本が舞台)、リンクしてくるなあって印象だ。

 

69 sixty nine [DVD]

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※妻夫木聡ファンなのもぼくだ。

 

この頃の学生は「闘争」だの「バリケード封鎖」だの、実に血気盛んだが、最近の若者はどうだ。

 

『氷菓』の主人公・折木奉太郎のように「やらなくていいことは、やらない」って思う者が多いんじゃないだろうか。

 

読者はそこに共感し、物語に吸い込まれていくんだけど、ほかのキャラクターに影響されながら折木奉太郎も変化していくのがこの作品の魅力的な側面のひとつかと思う。

 

そして、「省エネ主義」の若者たちも、心の奥底ではそういうエネルギッシュな生き方に憧れているのだ。

 

ホータローのように、それは自分でも気づかないくらいの気持ちだったりもする。

 

 

 

作品の中では「省エネ」の折木奉太郎とは対照的に、

 

千反田える・伊原摩耶花・福部里志はなかなか活動的だ。

 

そりゃ学生運動みたいなことはしないが、部活動や委員会活動に精を出したり、マウンテンバイクを好んだりしている。

 

薔薇色の高校生活。

 

 

 

ぼくも4年ぶりに「氷菓」に触れている。

 

正直記憶が薄れてきてしまっている部分もある。

 

<古典部>シリーズを読み進めていく中で、3人に触発されて変化していく折木奉太郎を楽しんでいきたいと思う。

 

 

 

③今後の「氷菓」

 

これな!

 

ぼくが読むのとしては普通に「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」「遠まわりする雛」と読み進めていく!

 

そしてシリーズ5作目、「ふたりの距離の概算」はアニメ放映分の先の話でしょ?!

 

おおおお、楽しみだなあ!

 

そこも含めて、アニメも2期をいつか作ってもらいたいな!と期待しているファンのうちのひとりだ!

 

まだまだ死ぬわけにはいかないな!(全然元気だけどw)

 

 

 

あと、実写映画化するらしいじゃないか!!!!

 

nlab.itmedia.co.jp

 

知らなかった!!

 

賛否両論あるみたいね!(←いつもどおりのことだがな)

 

実写映画化もやっていただいてけっこうだが、

 

アニメ製作陣の皆さん、2期もよろしくお願いしますね!!!!

 

楽しみにしてますからね!!!!

 

 

 

「氷菓」、好きだ!!

 

 

 

 

 

おわり!

 

 

 

 

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