こた通信!

こた通信

気張らずに書いていきたいです。

さあ、電車の中で本を読もう!

f:id:kotaronobuta:20160609211402j:plain

 
不毛だ。
 
ぼくは疑問を感じていた。
 
なぜなら電車内でスマホを眺めていても、ほとんど生産性がない気がしてきたからである。
 
いや、今の時代、スマホで新聞を読んだり、雑誌を読んだり、Kindleで読書をしたりしている人も多いだろう。
 
そこにまったく価値がないとは思わない。
 
また、ゲームやLINEに勤しんでいる人もいるだろう。
 
ストレスの発散や人間関係の構築は、日々の生活に彩りを加え、豊かにするために一役買っているとも言える。
 
しかし、だ。
 
それでも生産性は低い。
 
電車内でネットニュースやSNSを眺めている人は多い。
 
ぼくもその内のひとりであった。
 
しかし、そこから得るものはあまりに少ないように思えてきた。
 
そこで感じたこと。
 
 
 
「本、読みてぇな…」
 
 
 
 
  
 
そもそも以前より、電車内でペーパーバックを開き、活字の世界に身を置いている人種にかっこよさを感じていた。
 
周囲を見渡せば文書を手に持つ人などごく少数で、半数にも迫る数の人間がスマホに没頭し、「皆んな、依存しているのか?」と思わせるほどじゃないか。
 
もはや日本全体でスマホ依存が急速に進んでいるのではないかと心配になる。
 
これが数年前だったら逆にかっこよかったのだろう。
 
電車内でiPhoneを取り出して軽快に操作をしている姿には先進的なものがあったのを覚えている。
 
しかし、それは飽和しすぎてしまったとも言える。
 
 
 
そんな中、今かっこいいと思えるのが「読書」をしている姿だ。
 
男性も女性もかっこいい。
 
知的にも見える。
 
いつの時代も時代を切り拓き成功を収めていくのは「右にならえ」の多数派ではなく、異端とも見える少数派なのだ。
 
 
 
そんなわけでここ数日、文庫本を携行し、移動中の読書を楽しむようにしている。
 
発見も多い。
 
紙での読書は目が疲れないとか、案外集中して読めるもんだなとか、そういうことももちろんある。
 
しかし、読書をし始めてあらためて思い知らされたのは、「知らない語句の多さ」である。
 
語彙力のなさを痛感させられる。
 
先に述べた「ペーパーバック」も昨日覚えた単語だ。
 
※ペーパーバック…紙表紙だけによる略装本。文庫本や新書版の類。
 
 
 
他にも「出歯亀」「闖入」「粋人」「立て板に水」「恣意的」「奸智」「おもむろに」「発露」などなど、次から次に知らぬ語が出てくる。
 
もちろん文脈からおおよその意味を把握できる場合もあるが、それでもほぼ聞かないような言葉は後で辞書アプリを使って調べたりもする。
 
1年半の臨時的任用とは言え、元国語教師としては恥ずかしい限りだ。
 
と同時に、アプリというのは実に便利だと感じる。
 
しかし、新しい言葉を知っていく行為は楽しさもある。
 
この感覚を忘れず、調べることに面倒がらないということは、教育者の端くれとして大切な要素だと思う。
 
 
 
電車で読書することについてのデメリットについても触れておこう。
 
端的に言えば、荷物が増える、だ。
 
ミニマルに軽快に街を歩きたいというのに文庫本が増えるわけだ。
 
ここはスマホアプリにしろ専用端末にしろ、電子書籍での読書人に軍配があがるところだ。
 
しかも電子書籍であれば何冊分も持ち歩くことができる。
 
紙の本では真似しづらい点である。
 
 
 
とは言え、紙の本の魅力は大きい。
 
ペラペラとページをめくる楽しさは代えがたいものがある。
 
とにかく、紙にしろ電子にしろ、読書はいいものだ。
 
スマホ中毒になりそうな人、電車内で知的な自分を演じたいと思う人にはおすすめしたいライフハックである。
 
 
 
得るものはきっとある。
 
 
 
 
 
 
 
…ここ3日くらい小説に触れたくらいで、この文章の影響されようといったら、我ながら実に素直だなと思う。
 
おかしいものだ。
 
 
 
今日も電車内で文庫本を開き、小説の世界へと戯れに行く。
 
自己陶酔?
 
厨二?
 
何とでも言ってくれて構わないさ。
 
 
 
 
 
自己満足だ。
 
気にふれるな。
 
 
 
 
 
もうすぐ一冊読み終わるところだ。
 
 
 
 
 
 
 
おわり!